アートセラピーには関心があったのですが、知人の展示会でのイベントで初めて体験してみました。
作家さんの描いた下絵に、好きな色を塗っていきます。
今回は色鉛筆とクーピーとペンを使います。「塗り絵」なんていつぶりだろう、、、
そんなことを考えながら次第に夢中、集中、自分の世界に没入。
私の場合、だんだんに眠くて眠くてたまらず、あくびもでて
めまいがしてきました。日頃の緊張が緩んだと同時にデトックスでしょうか…。
あくびばかりしていたら、先生が、
コロリアージュをしていると自律神経が整い、呼吸が深ってくるので、
眠くなる方もいます、とのこと。
心が落ち着き、自然治癒力も高まるのだそうです。

参加者は3人でしたが、それぞれに様子が違って興味深いものがありました。
おひとりは、集中力が高まってきて精力的に作業にのめり込みパッパッと仕上げていきます。
もうおひとりは、ずっと一人で「わたしは絵を描くことなんて苦手で、苦手なことからはずっと逃げてきたから…」「苦手な人とこれからどうしたらいいのかわからない」と呟いていました。
人の心の動きが出る気がしました。
終わったあとのお茶の時間。
心が緩んだおかげか、初対面同志なのに思わぬ深いところまで語り合うことができました。

アート療法の効果を体験してびっくりしました。
このようなマインドフルネスな体験を、いずれサロンでも講座として開催していくことが夢の一つです。